ホームステイ先に希望は出せる?犬・猫・食事など実際にお願いした条件

イギリス留学

イギリスへの短期留学でホームステイをする場合、滞在先の家庭について希望を出すことはできるのでしょうか。

「犬や猫がいる家は避けたい」「食事の好き嫌いは伝えられる?」「学校から近い家庭がいい」「希望を出すとホームステイ先を選べるの?」など、初めてホームステイをする高校生や保護者には気になることが多いと思います。

わが家では2026年8月、当時17歳だった高校3年生の息子が、一人でイギリス・ロンドンへ短期留学しました。

ウィンブルドンにあるWimbledon School of Englishに通いながら、現地の家庭でホームステイする計画です。

渡航前には、食事に関する希望を伝えるやり取りがありました。また、息子は犬と過ごすことにあまり慣れていなかったため、ペットのいる家庭での生活についても親として気になっていました。

実際に決まった滞在先は、ホストマザーと娘さんが暮らし、犬が4匹いる家庭でした。

今回は、この留学準備を振り返りながら、ホームステイ先にどのような希望を伝えられるのか、希望を出すときに何を確認すべきか、そして実際の滞在先がどうだったのかを整理します。

なお、食事に関する具体的な希望内容や、犬・猫について正式な申込書に記載した条件の全容は、現時点で原本を確認できていません。そのため、確認できた実体験と一般的な申告方法を分けて紹介します。

この記事でわかること

  • ホームステイ先に希望を出せるか、どこまで反映されるか
  • 犬・猫などペットについて伝えておきたい条件
  • 食事の好き嫌いやアレルギーを伝える際の注意点
  • 17歳の息子が実際に滞在した家庭の様子
  • 希望条件と実際の滞在先を確認する方法
  • 渡航前に親が確認しておきたい項目

結論|ホームステイ先への希望は相談できるが、必ず通るとは限らない

ホームステイ先については、留学会社や語学学校の申込書・手配手続きで、食事制限、アレルギー、ペットに関する事情などを伝えられる場合があります。

ただし、どのような希望を受け付けるか、希望がどこまで反映されるかは、利用する学校や手配会社、滞在プランによって異なります。

希望を伝えられることと、希望どおりの家庭に決まることは別です。

特に、アレルギーや健康上の理由で避けなければならない条件と、できればそうしてほしいという好みは、分けて伝える必要があります。

希望する内容 伝える際のポイント
犬・猫などのペット アレルギー、恐怖心、飼育経験の少なさを区別して伝える
食物アレルギー 原因となる食品、避ける必要がある範囲、症状などを正確に申告する
好き嫌い 食べられない食品と、できれば避けたい食品を分ける
食事の内容 特別な食事への対応可否や追加料金を確認する
学校への距離 希望する通学時間と、実際の移動手段を確認する
家庭の構成 希望を伝えられるか、確約される条件かを確認する
外出・帰宅時間 未成年向けのルールや連絡方法を確認する

今回の留学でも、親として大切だと感じたのは、単に希望を出すだけでなく、最終的に決まった家庭の情報を確認することでした。

わが家の実例|17歳の息子のホームステイ準備で気になった条件

今回の息子の短期留学では、語学学校への通学と、ロンドンでの生活の拠点としてホームステイを利用しました。

滞在先を決めるにあたり、親として気になったのは、食事やペット、学校への通学、自由時間の過ごし方などです。

特に、食事については渡航前に希望を伝えるやり取りがありました。

また、息子は犬との生活に慣れていなかったため、ペットがいる家庭での過ごし方についても考えておく必要がありました。

ただし、ここで区別しておきたいことがあります。

親が気にしていた条件と、実際に申込書へ記入した希望条件は、必ずしも同じではありません。

今回の申込書や留学会社とのメールをすべて照合できていないため、犬や猫について具体的にどのような希望を正式に申告したかは、断定しないことにします。

実際に決まったのは犬4匹の家庭だった

今回、最終的に息子が滞在したのは、ホストマザーと娘さんが暮らす家庭でした。

そして、犬が4匹いました。

渡航前に分かっていたプロフィールでは、ホストマザーが元水泳コーチだったことや、自宅をリニューアルしたばかりであることも紹介されていました。

息子はこの家庭で生活しながら、ウィンブルドンの語学学校へ通いました。

犬が4匹いるという情報だけでは、犬がどのような性格なのか、室内でどのように過ごしているのかまでは分かりません。

ペットに慣れていない高校生が滞在する場合、事前に確認しておきたいことがあると感じました。

ホームステイ先に犬や猫がいる場合、希望は出せる?

ホームステイ先のペットについては、まず「なぜ気になるのか」を整理することが大切です。

例えば、犬や猫にアレルギーがある場合と、動物に慣れていない場合とでは、必要な対応が異なります。

犬や猫のアレルギーがある場合

犬や猫に対するアレルギーがある場合は、単なる好みではなく、健康上の重要な条件として申告する必要があります。アレルギーがある場合は、犬や猫がいないステイ先を優先的に割り当ててもらえるようです。

ペットがいる家庭を避ける必要があるのか、どの程度の接触で症状が出るのかなど、必要な情報を学校や留学会社に伝えましょう。

また、動物が現在いない家庭でも、過去に飼育していた場合など、アレルゲンが残っている可能性があります。

症状が強い場合は、本人や保護者だけで判断せず、医療機関の助言を踏まえて手配先に相談することが重要です。

犬や猫が苦手な場合

一方、アレルギーはなくても、犬や猫が苦手という場合もあります。

今回の息子も、犬と過ごすことにあまり慣れていませんでした。

こうした場合は、「ペットがいる家庭は絶対に無理」という条件なのか、「できればペットのいない家庭がよい」という希望なのかを分けて考える必要があります。

ペットのいる家庭に決まった場合には、動物との接し方や生活上のルールを確認しておくことも一つの方法です。

例えば、犬が室内を自由に移動するのか、寝室に入ってくることがあるのか、食事中はどこにいるのか、といった点です。

猫についても同じように確認する

猫についても、基本的な考え方は同じです。

アレルギーがある場合は健康上の条件として申告し、単に猫が苦手な場合は、その程度や理由を説明します。

なお、今回の息子の滞在先について、確認できているペットは犬4匹です。猫がいたという記録は確認できていません。

また、猫を避ける希望を正式に提出したかどうかも、申込書の原本を確認する必要があります。

犬が苦手な息子に、父親がアドバイスしたこと

今回、ホストファミリーへの最初のメールを考える際、父親として息子に伝えたことがあります。

それは、犬が得意ではないなら、無理に「犬が大好き」と書く必要はないということでした。

「犬が得意でないなら、『犬は大好き!』と嘘をつく必要はない。」

「実は犬と過ごした経験が少なくて少し緊張している。でも、慣れるのを楽しみにしている、と正直に伝えたほうがよいよ。」

ホストファミリーに好印象を持ってもらいたいからといって、苦手なことを隠す必要はありません。

むしろ、正直に伝えておけば、犬との接し方について配慮してもらえる可能性があります。

例えば、英語では次のように伝えられます。

I haven’t spent much time around dogs, so I’m a little nervous, but I’m looking forward to getting to know them.

日本語では「犬と過ごした経験があまりないので少し緊張していますが、少しずつ仲良くなれるのを楽しみにしています」という意味です。

ただし、これは父親のアドバイスをもとに作成した参考英文であり、息子が実際に送信した文面ではありません。

また、こうした挨拶のメールと、ホームステイ先を決めるための正式な希望申告は別のものです。

犬や猫について滞在先の変更が必要なほどの事情がある場合は、ホストファミリーへ直接伝えるだけでなく、学校や留学会社に相談する必要があります。

食事の希望はどこまで出せる?好き嫌いとアレルギーは分けて考える

今回の留学準備では、食事に関する希望を事前に伝えるやり取りがありました。

ホームステイ先での食事は、毎日の生活に関わるため、親としても気になる部分です。

留学エージェントへの申し込み段階で、食事でのアレルギーを入力する項目がありました。

ここでは、これからホームステイをする人が、食事について希望を伝える際に整理しておきたい点を紹介します。

食物アレルギーは必ず正確に伝える

食物アレルギーがある場合は、原因となる食品や必要な対応について、申込時点で学校・留学会社に正確に申告することが大切です。

単に「卵が苦手」「ナッツが食べられない」と伝えるだけでは、好みなのか健康上の制限なのかが分からない場合があります。

必要に応じて、避けなければならない食品や調理時の注意点についても相談しましょう。

好き嫌いは優先順位をつけて伝える

アレルギーではなく、味や食感が苦手な場合は、そのことを区別して伝えます。

例えば、どうしても食べられない食品と、できれば避けたい食品では、希望の強さが違います。

ホームステイは現地の家庭で生活する経験でもあるため、すべての食事を日本と同じようにしてもらうことは難しいかもしれません。

それでも、食事について不安がある場合は、事前に相談しておくことに意味があります。

食事の提供回数と時間も確認する

今回の息子は、語学学校の授業後にロンドン市内を観光し、週末にはサッカー観戦のため別の都市へ移動する日もありました。

こうした予定がある場合は、食事の内容だけでなく、食事の時間も重要になります。

朝食・夕食が含まれるプランなのか、昼食はどうするのか、帰宅が遅くなる日は夕食をどう扱うのか。

これらは、実際の滞在プランと家庭のルールに合わせて確認する必要があります。

希望を出すときは「必須条件」と「できれば希望」を分ける

今回の準備を振り返って、ホームステイ先への希望を整理するときに重要だと思うのが、条件の優先順位です。

例えば、犬や猫にアレルギーがある場合と、動物に少し慣れていない場合では、必要な対応が違います。

また、特定の食品を健康上の理由で食べられない場合と、単に好みではない場合も同じではありません。

区分 具体例 伝え方
健康・安全上の必須条件 重い食物アレルギー、動物アレルギーなど 申込時に明確に申告し、対応可能か確認する
生活上の重要な条件 未成年の外出ルール、通学手段、必要な設備など 条件を具体的に質問し、受け入れ可能か確認する
できれば希望 ペットの少ない家庭、苦手な食材を避けたいなど 優先順位を添えて相談する
好み・理想 家族構成、家の雰囲気、趣味の共通点など 希望として伝え、確約されるかは別途確認する

希望をたくさん並べるだけでは、手配する側に何が最も重要なのか伝わらないことがあります。

「これだけは避けたい」「できればこうしてほしい」を分けておくと、条件の確認もしやすくなると思います。

希望は誰に伝える?申込時とホストファミリー決定後では役割が違う

ホームステイに関する希望を伝える相手は、手続きの段階によって異なります。

申込時|学校や留学会社に条件を伝える

ホームステイ先の手配が始まる前に、アレルギーやペットに関する事情、食事制限などを申告します。

重要なのは、希望を伝えたという事実だけでなく、その内容が手配先に正しく伝わっているかを確認することです。

口頭だけでなく、申込書やメールなど、あとから確認できる形で残しておくと安心です。

滞在先決定後|プロフィールと希望条件を照合する

ホストファミリーが決まったら、届いたプロフィールを確認します。

今回の息子の場合、ホストマザーの経歴、自宅のリニューアル、犬が4匹いることなどが分かっていました。

こうした情報と、申込時に伝えた希望条件を照合することが大切です。

もし重要な条件と合わない点があれば、渡航前に学校や留学会社へ確認する必要があります。

最初の挨拶メール|生活上の確認をする

滞在先が決まった後は、ホストファミリーと直接メールをやり取りすることもあります。

この段階では、到着予定時刻や、現地での生活に関する簡単な確認をすることができます。

ただし、健康上の条件や滞在先の変更が必要な問題は、ホストファミリーとの個人的なメールだけで処理しないほうがよいでしょう。

今回、父親から息子に送った最初のメールに関するアドバイスについては、別の記事でも詳しく紹介しています。

希望と実際はどう違った?今回のホームステイを整理

今回の準備と実際の滞在先について、確認できた範囲を整理しました。

項目 渡航前の状況 実際の滞在先・結果
犬 本人が犬との生活に慣れておらず、親として気にしていた。正式な申告内容は未確認 犬4匹の家庭に滞在した
猫 具体的な希望申告の記録は未確認 猫がいたという記録は確認できていない
食事 希望を伝えるやり取りがあった。具体的な内容は要照合 実際の食事内容や希望の反映状況は追加確認が必要
家族構成 プロフィールで情報を確認 ホストマザーと娘さんの家庭に滞在
学校への通学 ウィンブルドンの語学学校へ通う予定 Wimbledon School of Englishに通学した
外出 観光やサッカー観戦を予定 授業後の観光や別都市への移動を経験した

ここで注意したいのは、実際に犬4匹の家庭に滞在したからといって、「犬のいない家庭を希望したのに無視された」とは判断できないことです。

そのような評価をするには、正式にどのような希望を提出し、手配先がどう回答したかを確認する必要があります。

希望がどこまで反映されたかを振り返る場合には、申込時の記録と実際の滞在先を照合することが重要です。

ホームステイ先に希望を伝える英語の例文

ホームステイの希望は、まず学校や留学会社が指定する方法で伝えるのが基本です。

英語での説明が必要な場合には、次のような表現が参考になります。

犬や猫が苦手な場合

I’m not very comfortable around dogs and cats. If possible, I would prefer to stay with a family without pets.

「犬や猫と一緒に過ごすことがあまり得意ではありません。可能であれば、ペットのいない家庭を希望します」という意味です。

犬や猫にアレルギーがある場合

I have an allergy to cats. I need accommodation where I will not be exposed to cats. Could you please confirm whether this can be arranged?

「猫アレルギーがあります。猫に接触しない滞在環境が必要です。手配可能か確認していただけますか」という意味です。

アレルギーの場合は、単なる希望としてではなく、必要な配慮を具体的に説明することが重要です。実際の症状や条件に合わせて文面を調整してください。

食事の希望を伝える場合

I would like to ask whether any dietary preferences can be accommodated during my homestay.

「ホームステイ中、食事の希望に対応していただけるか確認したいです」という意味です。

いずれも今回の息子が実際に送った文章ではなく、同じような状況で使える参考例文です。

高校生のホームステイで、親が確認しておきたいこと

今回の留学では、息子が自分で必要な手続きを進めることを重視する一方、親は未成年の渡航や滞在に関する条件を先回りして調べました。

ホームステイ先への希望についても、親がすべてを決めるのではなく、本人が何を不安に思っているかを確認することが大切だと思います。

例えば、親は犬が心配でも、本人はそれほど気にしていないかもしれません。反対に、親が問題ないと思っていても、本人には強い苦手意識がある場合もあります。

まず本人の希望を整理し、健康・安全上の条件を確認したうえで、学校や留学会社に伝える方法がよいでしょう。

  • 本人がどうしても避けたい条件は何か
  • アレルギーなど、健康上の制約はあるか
  • ペットがいる場合、どの程度なら生活できるか
  • 食事について申告が必要なことはあるか
  • 希望は申込書やメールに正確に反映されているか
  • ホストファミリー決定後、希望条件と矛盾がないか
  • 条件が合わない場合、誰にいつ相談すればよいか

特に短期留学では、出発までの日数が限られています。

滞在先が決まってから慌てて確認するより、申込時点で必要な条件を整理しておくことが重要です。

まとめ|希望は伝えるだけでなく、決定後に確認することが大切

ホームステイ先については、犬・猫などのペット、食事、アレルギー、通学条件など、さまざまな希望を相談できる場合があります。

ただし、希望を受け付ける範囲や、どこまで反映されるかは、学校や留学会社、滞在プランによって異なります。

今回、17歳の息子はロンドンへ短期留学し、ホストマザーと娘さん、犬4匹がいる家庭でホームステイを経験しました。

渡航前には食事について希望を伝えるやり取りがあり、犬との生活に慣れていないことについても親として考えていました。

一方、正式な申込書にどのような希望を書いたか、希望がどこまで反映されたかについては、手配記録を照合しなければ正確に評価できません。

今回の経験を通じて大切だと思ったのは、希望を「必須条件」と「できれば希望」に分け、正式に伝えた内容と、実際に決まった滞在先を確認することです。

これからホームステイをする高校生や保護者の方も、希望を伝えて終わりにせず、ホストファミリーのプロフィールが届いた段階で、改めて条件を確認してみてください。

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※本記事は2026年8月のロンドン短期留学に関する親の準備記録と本人の滞在経験をもとにしています。ホームステイ先への希望申告の受付条件は学校・留学会社によって異なります。今回の正式な希望内容については、申込書・メールの原本確認が必要な項目を区別して記載しています。